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Villager 12-String & Kingman Acoustic Bass

California Series アコーステックに新たに加わった2つのモデルを詳しく見てみましょう。

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2018年、フェンダーがCalifornia Series アコーステックを発表した時、ストラトキャスターと同じヘッドストック、ブライトなカラー、クオリティの高い仕上げと、新しい3つのシェイプが大きな話題となりました。

今年に入ってからは、アコースティックには珍しいCosmic Turquoise やArctic Goldといったシリーズを象徴する様なカラーに加え、新たにサテンフィニッシュが登場しています。(既にお気づきだとはおもいますが、Redondo Playerには、Satin SlateとSatin Bronzeが、Malibu Playerには、Satin MidnightとSatin Burgundyが、 Newporter Playerには、Satin OliveとSatin Ice Blueが新色として追加されているのです。)


 
 

Villager 12-StringKingman Acoustic Bassが加わったことで、California Series アコーステックのラインアップは、より完璧なものとなったのです。

1965年に初めて登場した、Villager 12-Stringは、当時と同じホッケースティック形状のヘッドストックを持ち、光沢のあるブラックカラー、Newporterボディシェイプが特徴で、そしてFishman製ピックアップ/プリアンプシステムを搭載しています。

ミュージシャンとしてだけではなく、DJとしても知られるグレッグ・フォアマンは、Newporterボディシェイプをとても気にっています。 「最初に12ストリングギターと出会ったのは、BauhausやCureの様なバンドがレコードで使用していたからなんだ。」

Villager 12-Stringを試奏した彼は「彼らがどうやってあのサウンドを得ていたか知りたかったんだよ。でも、実際12ストリングギターを弾いてみると、テンションがきつく、コードを弾くのも難しかったし、弾ける様になるまで時間がかかったんた」「でもNewporter Auditoriumスタイルのボディを持つこのギターは、とても弾きやすく、低音も高音も素晴らしいサウンドだね」


 
 

California Series アコーステックギターの弟分とも言えるKingman Bassは、Newporterシェイプのボディに、マホガニー製のJazz Bassシェイプのショートスケールネックを採用した、プレイアビリティの高い製品です。もちろん、Fishman製ピックアップ/プリアンプシステムも搭載しています。

ロサンゼルスのロックバンドHelthのメンバーであるジョン・ファミグリエッティが言う通り、このベースは大きな音でプレイすることを念頭に製作されているのです。 Rumbleベースアンプに繋いだKingman Bassをプレイした彼は、「普通のアコースティックギターよりも小さく感じるね。とてもフィットしてプレイし易いよ。アンプを通した時のサウンドも素晴らしいし。ネックはショートスケールだけど、基本的にはエレクトリックベースと同じ感覚で弾くことができるよ。」

「アコースティックベースを弾こうと思ったことはないけど、このKingman Bassはプレイするよ。もちろんキャンプファイヤーの為じゃないよ(笑)」

California Series アコーステック