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コードチェンジをマスターするための5つのコツ

あらゆる曲を弾きこなす上で不可欠な、スムーズで迅速なコードチェンジ

スムーズなコードチェンジはあらゆるギタリストがマスターするべき技術です。各コードを覚えて弾けるようになることと、コードチェンジを迅速にこなせることは別物です。

難なくコードチェンジをこなすためには、以下の5つを心がけるといいでしょう。

1. 展開を把握しておく

次に来るコードを常に把握しておきましょう。記憶が曖昧だと迷いが生じ、音が途切れてしまいかねません。

指を指板から離し過ぎないことを意識しましょう。指と指板の距離をできるだけ短く保ち、無駄なモーションを極力抑えるように心がけましょう。

ステージ上でもリハーサル時でも、時間は止まってくれません。メトロノームを使って、一定のリズムで弾き続ける練習をしましょう。ストロークの技術を磨くことは、左手の動きの訓練にもなります。

異なるコードが構成音を共有している場合、コードチェンジの際にそれらを抑える指を動かす必要はありません。特定の指を固定しつつ他の指を動かすピボットフィンガーをマスターすれば、コードチェンジをより容易に行えるようになります。(ピボットフィンガーについては、また次の機会にお伝えします。)

指板を抑える際に、複数の指のタイミングを揃えることを意識しましょう。最初のうちは各フレットを1つずつ抑えていく形になると思いますが、スムーズにコードチェンジを行うには、すべての指で同時に各フレットを押さえる必要があります。

コードチェンジを迅速にこなせるようになるには、練習を重ねるしかありません。上記の内容を実践すれば、そう遠くないうちにその技術をマスターできるでしょう。